[ 信大物理同窓会報0005号 ]
2003年7月3日配信

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          ┃信┃┃州┃┃大┃┃学┃┃物┃┃理┃┃同┃┃窓┃┃会┃┃報┃    
    ┌─┐┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛
┌─┘○└─┐     
│田田田田田|──┐■━━■編集・発行/信大物理同窓会事務局■━━■
│田田田田田|田田|    (http://www.insatell.co.jp/physics/) 
│田田田田田|田田|〒390-8621松本市旭3-1-1 信州大学理学部物理教室内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■「旧文理学部物理学科」+「理学部物理科学科」のOB&学生と教官の会■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
○-- 東京開催の「第6回物理会総会」が無事終わり、--○  ,~,ξ
○-- 次回、松本での「物理会」の準備が始まってい  --○ ( 人 ),~,
○-- ます。第6総会での決議事項、模様などについ  --○  '~'( ◇ )
○-- てお伝えいたします。会の発展にはひとりひと  --○ <⌒⌒>'~'ζ
○-- りの協力が不可欠。よろしくお願いしまぁ~す。--○  ( /( ◇ )ξ
                            ξ  '~'
=======【 I ・ N ・ D ・ E ・ X 】==========

◇ 「第6回信大物理会総会」の模様について・・・・・・福井 眞(理3S)
◇ 「第6回信大物理会総会」の審議事項/決議事項・・・・・・・・事務局
◇ 「第7回信大物理会総会」の準備報告・・・・・・・ 清水邦男(文理11)
◇ テラヘルツ分光研究について(物理会記念講演テキストより転載)・・・
   ・・・・・・・・・・信州大学理学部物理科学科教授 武田 三男(理4S)
◇ 同窓会への期待・・・・・・・・・・・・・・・・・・近藤 一郎(理12S)
◇ 信州大学自然誌科学館「自然のふしぎ」企画書
◇ 信州大学の新規NPO法人より 人材募集 ・・・・・ 清水邦男(文理11)
◇ 新たに“同窓会員登録”された面々のプロフィールをご紹介
◇ <再録>「同窓会費」は終身会費として1万円。『会計細則』決まる!
……………………………………………………………………………………………
 ●ホームページ更新情報●
 ――――――――――――
 □■□第6回信大物理会総会の模様についての報告ページを掲載しました
 ■□▲(http://www.insatell.co.jp/physics/soukai030524/index.html)
 □■□同窓会報バックナンバーのページを新設(入室にはパスワードが必要)
 ■□▲(http://www.insatell.co.jp/physics/kaiho/)

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  ■「第6回信大物理会総会」の模様について■
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                            福井 眞(理3S) 
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 巷(ちまた)で行き会えば、ただの行きずりのおじさんや青年。視線を交錯
させることもなく、ましてや笑みを交わし言葉をかけることなどなく、あまた
数多の群衆に紛れて気にもしない。通り過ぎればそれだけの人。そうでもあっ
たろう人たちだ。しかし同じ大学で物理を学び、同じ街で青春のひととき一時
を過ごした。それのみをよすが縁に、同じ時間同じ場所に集まる。長野、東京、
宮城、群馬、埼玉、神奈川、千葉、静岡、茨城、愛知、滋賀、三重、和歌山、
高知。それぞれの棲処(すみか)から、かつての絆を確かめるため、ほんの数
時間を一緒に過ごすため、同じ場所にやって来る。それが本当に素晴しい。

 時は2003年5月24日(土曜日)、薄曇。新宿副都心の並木もようやく緑を濃
くしつつある中、京王プラザホテル南館グレースルームにて、第6回信州大学
物理会総会は挙行されました。今回は各地から合計40名ほど。第1回を除けば
最も多い参加者となりました。

 松原正樹幹事(文理10回)の司会のもと、平林喜明会長(文理6回)のスピ
ーチを皮切りに総会は順調に進行。それぞれの報告、決算の承認を行った後、
「信州大学自然誌科学館」への賛助金として、当会から5万円を拠出する事を
全会一致で議決しました。(これは信州大学理学部が行っている催しで、今年
は7月26・27日に開催されます。詳しくは、ホームページをご覧下さい。)

 総会の後は当会の事務局長であり、母校の現役教官でもある武田三男教授
(4S)による講演「テラヘルツ分光研究について」。光学的分光法と電波分
光法の狭間にある、赤外領域からサブミリ波に至る電磁波領域を対象にした
「テラヘルツ時間領域分光THz-TDS」研究の成果と展望・・・だったような気
がします。要するに良く分からなかった。しかし、いきなりタイムスリップし
て昔の教室に戻ったような懐かしさは大いに感じました。物理の世界を遠く離
れ、俗世界の塵芥にまみれた我が身を省みて、「当時の真摯さを忘れてはイカ
ン」と、ちょっと思いましたね。当会恒例の講演には、こういう効用もありま
す。 

 講演会が終わり、参加者全員で記念撮影をした後、小西義雄幹事(2S)の司
会により懇親会が始まりました。最初は同学年同士で固まっていた参加者も徐
々にほぐれ、それぞれが演壇に上がって近況紹介をする内に年次を超えての談
論も活発になりました。宴の後全員で春寂寥を高唱する頃には、もう互いに
「ただの行きずりの見知らぬおじさん」どころじゃなかった。同じ学舎、同じ
学問、そして同じ寮歌が参加者全員の気持ちを融合させた。中々いい雰囲気で
したよ。 

 懇親会の後、先ほどまでの見知らぬ同士が「じゃぁ、又来年」と声を掛け合
っていました。そしてほのぼのと余韻を暖めながら、夕闇の中を皆それぞれの
場所へ戻っていったのです。

 かくして第6回信州大学物理会総会は盛会の内に無事終了。次回は清水邦男
幹事(文理11回)の采配よろしきを得て、当会のルーツであ  o 。
る松本の地で開催される予定です。未だ会員登録をしていな    .;;;. _
い、或いは一度も出席していない人も含めて、多くの人に出   [|   | )(
席をいただき、今回を凌ぐ盛会になってくれればと思います。  |  | ( )
来年再び会える事を楽しみにいたしましょう。          `---'  ̄

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=┃第┃6┃回┃信┃州┃大┃学┃物┃理┃会┃=┃審┃議┃事┃項┃===
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 去る5月24日(土)午後3:00より、京王プラザホテル南館グレースルームで
開催された総会について、「式次第」と事務局から提案された「審議事項」の
結果を次にご報告いたします。
___________________________________
【式次第】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<3:00~3:40>「第6回信州大学物理会総会」(司会:松原 正樹 幹事)
           
1.開会の挨拶 ・・・・・・・・・・・・・・・平林喜明 会長
2.大学の現状報告 ・・・・・・・・・・・・・武田三男 事務局長
3.活動報告
 (1) 東京同窓会準備活動報告 ・・・・・・・・ 小西義雄 幹事 
 (2) Webの充実と活動報告  ・・・・・・・・・ 高藤 惇 事務局員
4.審議事項
 (1) 会計報告/会計監査報告 ・・・・・・・・ 近藤一郎/松原正樹 幹事 
 (2) 事務局員の増員/規約一部改訂 ・・・・・ 三上浩佳 事務局員
 (3)「自然のふしぎ」助賛要請について・・・・ 武田三男 事務局長


<3:40~4:40>「第6回信州大学物理会記念講演」(司会:石田悟己 幹事)

 「テラヘルツ分光研究」について・・・・・・・講師:武田三男 教授

<5:00~6:30>「第6回信州大学物理会懇親会」(司会:小西義雄 幹事)

1.開会の挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・福井 眞 事務局員
2.乾杯・・・・・・・・・・・・・・・・・・・竹村一司(文理2)
3.歓談/スピーチ
4.閉会の辞・・・・・・・・・・・・・・・・・根建恭典 副会長
___________________________________
【審議事項の決議結果】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(1) 会計報告/会計監査報告 →承認 
(2) 事務局員に新規2名就任 小西義雄(2S)、石田悟己(19S) →承認
  規約一部改訂 『文言“学年連絡員”を“学年幹事”に変更』 →承認
(3)「自然のふしぎ」助賛要請について『本年5万円の助賛』 →承認
___________________________________
【会計報告】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(省略)

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▲2003年度決算報告を上記の通り報告致します。             2003年4月16日
 
                         会計/清水邦男 近藤一郎
▲以上 監査の結果正確である事を確認致しました。
                         監査/松原正樹 三枝成男

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………………………………………………………………,--…………………………
    来・年・度・                   /      \、
□■ ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ □■□  V・  ・V ─┐
□■ ┃第┃7┃回┃信┃州┃大┃学┃ □■□┌ω人=♀=ノω┐│   
□■ ┣━╋━╋━╋━╋━╋━╋━┫ □■□│お し ら せ │/
□■ ┃物┃理┃会┃に┃つ┃い┃て┃ □■□└──────┘
□■ ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛ □■□ 

 松本と東京で交互開催の物理会は、来年2004年は松本で開催されます。準備
にあたってくださる幹事3名が以下の各氏に決定しました。

■清水邦男(文理11):南安曇郡梓川村在住(サイトウ記念合唱出演予定?)
           azusakuni@proof.ocn.ne.jp TEL/FAX  0263-78-4366

■松本 淳(理3S):長野市在住(長野日本無線勤務)
      matsu@oepd.njrc.co.jp TEL/FAX 026-223-8377

■白川栄治(理22S);松本市在住(松本協立病院勤務)      
      eiji.shirakawa@nifty.ne.jp TEL  0263-37-1377
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   皆 様 へ                清水邦男(文理11)
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   去る五月、成功裏に幕を閉じた東京での同窓会を引き継ぎ、来年は、
  松本での開催が総会で決まりました。現在までの取り組みについて途中
  経過ですがお知らせします。在校生の皆様にも気軽に参加頂ければとの
  思いを込めて大学構内の会場を予約しました。

  ◎開催予定日;2004年5月22日(第3土曜)
  ◎場 所  :信州大学構内 旭会館にて 
  ◎時 間  : 午後
  ◎会 費  : 未定  詳細は幹事会にて決定後お知らせ致します。
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┃次┃回┃幹┃事┃会
┗━┗━┗━┗━┗━
●7月26日(土)午後2:00~ ●信大理学部C棟「自然のふしぎ」メイン会場
○事務局長、第7回幹事、東京の事務局員が集合します。学年幹事のみなさ
んも、是非お越しください。

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  ■テラヘルツ分光研究について■(物理会記念講演テキストより転載)
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          信州大学理学部物理科学科教授 武田三男(理4S)  
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1.テラヘルツ時間領域分光(THz-TDS)
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 電磁波の電場強度の変化を時間の関数として測定し、その波形を時系列フー
リエ変換することにより、電磁波のスペクトルを得る方法が時間領域分光法で
ある。パルスTHz波はfsレーザーパルスを非線型光学結晶や光伝導アンテナに
照射することによって得られる。THz波の検出には、電気光学(E/O)サンプリ
ングや光伝導アンテナが用いられる。検出器に照射されるプローブ光のタイミ
ングを調整することにより、プローブ光が検出部に照射された瞬間のTHz波電
場に比例した信号(波形)を時系列で測定する。これをフーリエ変換すること
                により、電場の振幅及び位相シフトスペクトルが同時に独立
⌒/\      して得られる。
-/| \ ⌒⌒     従来の分光法との本質的な違いは、この電界の振幅及び位
/_|___\       相シフトスペクトルが同時に独立して得られる点にある。し
__L____        たがって、K-K解析などを行うことなく物質の誘電率の実部
\_____/~~    と虚部を同時にモデルフリーで決定することができる。さら
~~~~~~    に、位相シフトから電磁波の分散関係(k(ω))を決定す
        ることが可能である。

2.フォトニック結晶中における電磁波伝播特性
----------------------------------------------
 誘電率の異なる物質を波長と同じ程度の周期で配列したフォトニック結晶は、
その結晶中において特定の振動数領域の電磁波が存在しないフォトニックバン
ドギャップをもつ。フォトニック結晶格子をTHz領域で作製し、THz時間領域分
光でその分散関係を決定して、スケーリング則を考慮すれば可視光領域の素子
開発に必要不可欠な知見を得ることができる。THz-TDS      __      
によりブリルアン帯中心や境界において電磁波の群速度    _/□□\_ 
がゼロになるなど特異な伝播特性が実証された。このよ   │-----¶
うな群速度異常は、レーザー発振や非線形光学効果の増 ∞∞└◎--◎-┘  
強などの観点からも注目すべき事実である。

3.強誘電体におけるフォノン・ポラリトン
----------------------------------------------
 強誘電体性発現に大きな役割を演じている起源の一つは、ソフトフォノンと
呼ばれる分極を伴う格子振動である0この極性格子振動は、電磁波と結合して
フォノン・ポラリトンを形成する0その結果、誘電体中の電磁波は横波光学
(TO)フォノンと縦波光学(LO)フォノン振動数の間にバンドギャップをもつ
特異な分散関係をもつことになる。最近、我々のグループではTHz-TDSにより
強誘電体チタン酸ビスマス(Bi4Ti3O9)等において、3cm-1から100cm-1までに
およぶ範囲でのフォノン・ポラリトン分散関係を測定することに成功した。分
散関係を、調和振動子を仮定したKurosawaの式にフィッティングすることによ
り、誘電分散のみならず静的誘電率やTO、LOフォノン振動数等の振動パラメー
タを決定することができた。

4.非晶質におけるボゾンビーク
----------------------------------------------
 非晶質ではフォノンの状態密度に起因するボゾンビークがラマン散乱等によ
り見出されている。このボゾンビークは数cm-1から200cm-1にわたるいわゆる
テラヘルツ領域に非常にブロードなピークとして観測される。THz-TDSにより、
非晶質高分子化合物等の透過スペクトルを測定し、ボゾンビークを見出した。

5.まとめ
----------------------------------------------
 THz-TDSは、材料物質のTHz領域における複素誘電分散を測定する手段ばかり
でなく、位相情報を得られることから、物質中の電磁波の分散関係(バンド構
造)も決定することができる。また、非接触、非破壊でしかも電極なしに静的
誘電率を決定できることは、今後、誘電体を用いた電子デバイスの評価測定手
段として高い可能性を有するものである。

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  ■同窓会への期待■
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                            近藤一郎(理12S) 
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 信州大学物理会はホームページを持ち、かつ独自の資金を持つ組織として歩
み出しました。そして、定期的に事務局会議が持たれて、同窓会の事業につい
て相談を始めました。
 
 とはいえ、本会も、中高年層の親睦組織になってしまって若い人にそっぽを
向かれるという、同窓会のありがちな問題から免れているとは言いがたいとこ
ろです。対策として、同窓会独自の事業によって若手の参加を促せるのではな
いでしょうか。
 
 同窓会の事業の一例は、武田事務局長が提案している奨学金制度です。これ
は現役学生を対象としていますが、もっと対象を広げて、会員全体のための共
済制度を作れないでしょうか。
 
 今回会計になって、1万円の臨時出費が厳しいので物理会に参加しない、と
いう声を何名から聞きました。日本全体に雇用不安が広がっていて、本会会員
も当然まきこまれています。また、賃金を下げる代わりに副業を認める企業が
増えています。
 
 私が提案したい共済制度は、同窓会員になったら自動的に「信大物理ネット
ワークカンパニー」の社員になる。技能、職歴、特技を登録しておいて、それに
応じた仕事の依頼が来る。仕事を依頼するのは会社の経営者です。会員の中に
はSOHOを含めるとけっこう経営者(社長)がいるでしょう。特に後輩が起業し
たら、先輩が安い賃料で支援することができないでしょうか。
 
 ところが実際はネットワーク社員への仕事の依頼方法や報酬の支払方法、社
員間の会議などのシステム(ネットワーク・カンパニーシステムと総称)を作
るという障壁があります。

  |)     ITの専門家の皆さん、ネットワーク・カンパニーシステムの
'―o―,   設計をお願いします。経営者の皆さん、ネットワーク社員に出せ
 (| \     る仕事はありますか。
   
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         ■信州大学自然誌科学館┃自┃然┃の┃ふ┃し┃ぎ
                     ┗━┗━┗━┗━┗━┗━
        ◎2003年7月26日(土)・27日(日)午前10時~午後4時

⊂@⌒⌒@⊃     信州大学理学部が主催する市民向けのイベントです。本年
  )┓ ┓|     は当会からも協力賛助することになりました。時間のとれる
 ( Y 人     方は、ぜひ覗いてみてください。
   ̄ ̄         
                           △△△△△△△△△

               信州大学自然誌科学館「自然のふしぎ」企画書
              ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 信州大学理学部では,一昨年,昨年と,学内の研究者・学生と来訪者が一緒
に自然をみつめ,「サイエンス」を体感できる催し,「自然のおどろき」と
「自然のなぞ」を開催し,ご好評を得て参りました。今年度は,信州大学自然
誌科学館「自然のふしぎ」と銘打ち,来る7月26, 27 日(土,日)に開催しま
す。自然の姿や探求法を自ら経験するわかりやすいブースを多数開設する予定
であり,特に将来の科学の担い手である青少年向けの楽しいブースを準備して
います。

 また学外からの来訪者に理学部の建物を開放し, パネル展示等を行い,理学
部の日頃の研究・教育の様子や成果を判りやすく説明し,理解して頂く試みも
行います。表現方法としては, ブースとパネルの二種類があり,ブースでは,
教員・学生を交えた交流コミュニケーションによって,来場者に自然や科学を
親しみやすく体験してもらいます。またパネルでは, 研究の内容や資料を展示
公開し, 来場者に閲覧してもらいます。

 昨年開催のブース見てふれる! ふくろの中の化学反応,遊びながら学ぶシ
ャボン玉の科学,空と水の青,スゴ~ク冷たい国では何が起こる? 光を出す
化学反応,原子からの光のメッセージ,数学のなぞ,日本の数学(和算),数
当てゲーム,図形はおもしろい,鏡の中の鏡,デタラメの世界,片親から子供
を作る,花の色で酸性度を調べる,電子の目で見るミクロの世界,山の恵み~
人の営み,隕石を偏光顕微鏡でみる,地震計であそぼう,顕微鏡で見るプラン
クトンの世界,砂粒の自然誌,氷の結晶を見てみよう,化石が語る生物進化の
謎,流れと砂のアートな世界,素粒子パチンコ,光とあそぶ,磁石でおもしろ
実験,固有植物「美ヶ原のグンバイヅル」,竹とんぼ,他

        連絡先:信州大学自然誌科学館「自然のふしぎ」実行委員会
                         実行委員長 武田 三男
                          電 話 0263-37-2900
                  E-mail wada@azusa.shinshu-u.ac.jp
                          事務局長 小林 知重
                          電 話 0263-37-2470
                 E-mail tkobaya@gipac.shinshu-u.ac.jp
                  
      【信州大学自然誌科学館「自然のふしぎ」のホームページ】
      (http://ripws.shinshu-u.ac.jp/fusigi/)

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  ■信州大学の新規NPO法人より 人材募集■
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                            清水邦男(文理11) 
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 信州TLO(信州大学発の株式会社)に続き、松本地区でも人文学部中嶋研
究室を活動の母体としたNPO法人が、この八月に誕生予定です。すでに種々
のコンサルタント業務等の活動を開始しておりますが、下記の内容について実
務経験を持っておられる方を探しておられます。

    ○ 製品開発プロジェクトや行政改善に関連した意識調査の
        立案、実施の経験をお持ちの方。

    ○ 但し、待遇等についてNPOの方と打ち合わせ頂くこと
    になります。

 我と思われる方は清水邦男(azusakuni@proof.ocn.ne.jp TEL/FAX 0263-78
-4366)までご連絡下さい。現役、退役を問いません。

 このNPO法人の名称は『信州・大学地域連帯プロジェクト』Sinshu
Collaboration Project 略称・SCOPスコップです。

 目的は文字通り大学と地域社会との連帯を目指し、大学が保有する知的資源
を地域の問題解決に役立てると同時に地域の経験を大学の研究・教育に生かす
所に有ります。活動に関するパンフレットは下記に照会下さい。

    ○ 所在地は 松本市大手三丁目3-5多田ビル2F
                 TEL/FAX 0263-36-9180 info@npo-scop.jp
    ○ 責任者 専務理事 鷲 見(すみ)氏

 更に詳しい内容は http://www.npo-scop.jp を覗いて見て下さい。

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 □■新たに┃同┃窓┃会┃員┃登┃録 された面々のプロフィール  
 □■改めて┗━┗━┗━┗━┗━┗━   (順不同=到着順)
  □▲会員登録のページ:
----------------------------------------------------------------------
 \ | /  ◎ホームページ上の「会員名簿」をみるには、パスワードが必
 ― ◯ ─  要です。 の、パス
 / | \  ワードのところに、 ××××(非公開)と入れ、「OK」ボタンをクリッ
           クすると「会員名簿」のページが開きます。
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(省略)

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 ◎住所、メールアドレスなどに変更が出た場合は、「同窓会員登録」から再
 度ご連絡ください。
 ◎現在メールアドレスが確認できている会員は百数十名です。「会員名簿」
 に載っていないか、または載っていてもメールアドレスの欄に記載のない卒
 業生をご存じの方は、その方に当会のことをご連絡いただければ幸いです。

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 <再録>■「同窓会費」は終身会費として1万円。『会計細則』決まる!■
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 1.同窓会費は終身会費として1万円とする。一括払いを原則とするが、本
 人からの申し出があった場合は事務局長が分割払いを認めることができる。

 2.事務局長名で金融機関に同窓会の口座を設ける。事務局長が通帳・印鑑
 を 管理する。会計担当がカードを管理して口座からの出し入れなどを行う。
 
 3.在校生からの同窓会費徴収は、事務局が徴収日を決めて実施する。徴収
 後、在校生の会費支払い者リストは、すみやかに会長ほか、会計担当および
 関連事務局員に伝達する。

 4.金融機関への振込み手数料は会員の負担とする。

 5.会計担当は、年1回開催する総会を利用したり、メールで呼びかけたり
 して、 卒業生からの会費徴収に勤める。

 6.毎年開催の同窓会総会における参加費の徴集など会計管理については、
 その年の幹事が担当し、事務局が補佐する。必要経費は事務局から事前に仮
 払いのかたちで支出できる。幹事は開催後しかるべく早く収支を事務局に報
 告し清算する。 

 7.会計年度を4月から翌年3月とする。           ┳ξ
 会計はすみやかに決算報告を作成                  ●●●
 して会計監査担当から監査を受ける。               ●●
                                                  ●
 8.本細則の改正は総会で行う。
       ┏━┳━┳━┳━┓
 ▼下記口座に┃同┃窓┃会┃費┃のお振込みをお願いします!!
       ┗━┻━┻━┻━┛
 ------------------------------------------------------------------
  ◆郵便局の場合/通常郵便貯金 
  記号:11150 番号:20343411
  口座名義:信大物理同窓会 代表者 武田三男(たけだみつお)
  住所:390-8621 松本市旭3-1-1

  ◆銀行の場合/八十二銀行 信州大学前支店
  店番号:421 普通預金 口座番号:650215  
  口座名義:信大物理同窓会 代表者 武田三男(たけだみつお)
  住所:390-8621 松本市旭3-1-1
           

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 │○│   ◎当「信州大学物理同窓会メール会報」は当面、隔月刊~季刊
 │ │    ていどで発行される予定です。
/| |\  ◎みなさんの“投稿”が頼りです。お待ちしています。ご意見、
 ̄ ̄ ̄ ̄    ご提案、ご感想、叱咤、激励、企画など、お寄せください。
 ||||          

 ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ◎編集雑記◎/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄/ ̄

●これまで3回ほど物理会を体験した小生ですが、ことしの会がいちばん楽し
 _____   かったように思います。その理由を考えてみると、ます式次第が
|.-----.|  よく練られていたこと、各司会者がうまく、会場の雰囲気をリー
||∂.∂||  ドしてくれたこと、などなど。懇親会では老若の垣根が取り払わ
||_ ▽_||  れ、和やかな会話があちらこちらではずんでいました。役員、幹
`--)-(--`  事のみなさん、本当におつかれさまでした。
[___o]  ●なお、参加された方(現在大学教授)から、配付された名簿に
      勤務先が出ていないこと、信大教官の参加が1名であったことを
「ほかの大学では考えられない」と強く指摘されました。要・検討課題です。
●次回は、来年5月の第4土曜日を第一候補に松本で開催されます。その 記念
講演については、初めて外部の方にお願いする方向で企画されています。学
生たちにも大いに参加してもらえるよう、これから幹事と事務局の間で内容
を詰めていく予定です。この日は是非とも空けておいてください。(T)
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■■■■■ MAILMAGAZINE BULLETIN 『信大物理同窓会報』0005号 ■■■■■
  ●2003年7月3日  編集・発行/信大物理同窓会事務局
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●「信州大学物理同窓会」事務局●

◎ご質問・ご連絡はメールまで。